私と150㎜の二乗

高校入学から早半年、何ら変哲のない学生生活に欠伸を噛み殺しながら今日を過ごしている高校生。それが私である。


中学では運動部に所属していたものの、チームメイトとのいざこざを幾度となく繰り返し、受験勉強によって溜まった疲労を発散する場も無く精神を蝕まれ果てには受験に失敗するという散々な学生生活を送っていた。

初めに運動部は人気者になれると言った者は名乗り上げるがよい。成敗してくれる。


そんな私が高校生になり選んだ部活はボランティア部。大学受験に有利だよ、皆で楽しく奉仕活動してるよという言葉に乗せられてかくして私は憧れの高校生活の第一歩としてボランティア部に入部したのであった。そして沢山の友達を作り夢のJKライフを送る、筈だった。現実はなんと惨いものか、奉仕の精神を身につけようと謳っていたボランティア部は、評定稼ぎの為に取り敢えず部活に入っておこうという者達の巣窟でやる気、奉仕の精神共に皆無に等しくその上1年に発言権が無いなど上下関係が体育会系並なのであった。そして私は入部わずか2ヶ月足らずで退部したのだった。


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哀愁漂う体育座りの折り鶴。私が作った初めての変形折り鶴だ。期末試験期間中に。ところで体育座りと体操座りどちらが正しいのだろうそれとも地域(例えば西と東)によって呼び方が異なっているものなのだろうか。シャベルとスコップの呼び方は関東と関西でそれぞれ異なるものだと聞いたことがある。日本という一つの国の中でも同一の物体が違う名前で認知されているのなら海の外に目を向ければ余計にそれが際立つのは当然の事であろう。和製英語であるコーラが海外で通じないのもその一例かもしれぬ。コカコーラやペプシコーラと言えば伝わるかもしれないがコーラ単独では恐らく絶対的に伝わらないであろう。コーラではなくコークである。

余談だが、私は今現在仏語と中国語の勉強をしている。仏語はrの発音法が我々日本人には難しいということを除けば英語と文構造が似ているので気合いと根性で何か無しに習得することが可能である一方で中国語のなんと厄介なことか。手短に説明すると中国語は四つの発音記号(四声という)と拼音(中国語の発音をローマ字で表したもの)がセットで一つの単語となる。よって拼音が同じでも四声が異なると言葉が全くの別物になってしまうのだ。つまりは、四声を正確に発音できるかが中国語学習の鍵となるわけだ。これらは全て私の個人的見解であるが。